| 越前は日本の水仙の故郷 |
平安時代、海を渡って日本に運ばれた水仙。地中海を囲む国々を故郷とする水仙が、なぜ遥か遠い東の国、日本の越前海岸に伝わったのか、その由来は今だ、定かではない。 寒い冬が訪れると、日本海に面する福井県越前海岸には房咲きの可憐な水仙が咲き乱れる。淡路島、房総半島とともに三大群生地として知られるが、中でも丹生郡越廼村は日本水仙発祥の地といわれ、誕生にまつわる悲劇の伝説が残っている。 |
![]() (越前水仙の里公園) |
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日本海側唯一の水仙の自生地であり、水仙観光の名所であるばかりではなく、越廼村はまた水仙の切り花生産でも日本一の生産量を誇る。 明治初期に栽培を始めたという古い歴史を持つ生産農家はおよそ230戸、栽培面積は 70ヘクタールである。 生産は露地栽培が中心。品種はニホンスイセン一種のみであるが、楚々とした花姿ながら、芳香を放ち、日本海の厳しい季節風に耐えた強い生命力を持つ高品質の花。年末から年始にかけての迎春用花材として評価が高い。 また、年間 220 万人にのぼる観光客が訪れるなど観光地としても脚光を浴び、観光土産としてミニ水仙の鉢植え生産にも取り組んでいる。 世界初の『水仙国際会議』 この越廼村で平成8年、世界初の『水仙国際会議』が開催された。世界中の水仙自生地を訪ね歩いているというスペイン、イスラエルの水仙研究家、イギリスの水仙コレクターなどが招かれ、“イスラエル及び東地中海地域のナルシスス・タゼッタ”“バルセロナ植物園の水仙コレクション”“水仙属の進化傾向について”などの研究成果が発表された。 |
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*越前水仙発祥の伝説* |