シリーズ『私の庭づくり』

花好き家族のフラワーショップ
−松戸市常盤平陣屋前の三友(みとも)さん宅−


(ショップボードはご主人の手作り)

 新京成線八柱駅からさくら通りに入り、二つ目の角を左に曲がって進むと、線路沿いの道の角に、フェンスも玄関も、おしゃれなバスケットやプランターに花が溢れる家が目に飛び込んでくる。花好きが高じてフラワーショップを始めてしまったという三友(みとも)さんのお宅だ。
 「庭いじりが好きで以前からやっていましたが、3年前に家を建て替えてから本格的に始めました。娘がフラワーアレンジの教師をしておりましたので、自宅に教室を作り、切り花を扱っているうちにいつのまにかフラワーショップになりまして・・・。」と奥様。
 ショップはフラワーアレンジの教室をしているお嬢さんのゆう子さんの経営。
 「このあたりは庭のあるお宅が多いせいか、地植えのものの希望が高く、自然にこうなりました。最近はハンギングが人気ですね。」
 ハンギングはイギリス人の友人に教えてもらって作り始めたという。
 「3年程前にたまたま機会があって作って貰いました。彼女は園芸の専門家ではありませんが、イギリスではごく一般の家庭でも皆さんなさるそうです。でも気候が違うので、同じようにしても、なかなかうまくできません。日本の気候に合わせていろいろ試したり、工夫したりしました。」
 ハンギングだけでなく、鉢植えやプランターでも新しい花、変わった花に挑戦している。
 「ロベリアなどは丈が高くなり過ぎているので、種から播いて育ててみました。やはり種からの方が丈夫なんでしょうか、夏のものなのに今でも咲いています。このまま冬を越すのではないかと楽しみにしています。」
 器も、テラコッタなど様々なものを使ってみたり、数種類の花を一鉢に植え込む寄せ植えを作ったり。
 「お客様が目にとめてくださると嬉しいですね。」
 一年中花を切らさないが、主力はやはりパンジー。


(パンジーのプランターとハンギング)


 「パンジーは品種改良が進み、霜が下りても雪が降っても大丈夫になりました。色もたくさんあって、5月一杯くらいは楽しめますので。
 パンジーも種から播いてみました。一粒ずつピンセットで播いていく作業で、たいへんですが、芽が出て、花が咲くまでの過程がとても楽しみです。」
 夏はサフィニア、秋には丈を短くしたコスモスの鉢植えやクリスマスローズ。また萩、すすきなど和風のものも。
 手入れが必要なものは家の内庭に置いて休ませており、内庭も鉢がいっぱい。
 脱OLをして『花の教室』を主宰するゆう子さんは、一日おきに東京の市場まで車で花の仕入れに行く。
 ゆう子さんの『花の教室』はテーブルアレンジ、ブーケ、コサージュの他、クリスマスリースやお正月のアレンジなど季節ものやハーブ、ベランダ菜園、英国のハンギングバスケットなど土を使ったものなど、バラエティに富んだカリキュラム。


(鉢植え、ハンギングが並ぶ玄関前)

 「土、日と水曜がレッスン日です。午前の部、午後の部、夜の部があります。生徒さんは30人ほどです。年齢はまちまちですね。」
 お訪ねしたのはクリスマスシーズン。玄関前にもショップにもシクラメン、ポインセチアと共にクリスマスリースやフラワーアレンジ、サンタクロース、ローソクなどクリスマスグッズが並ぶ。飾り棚、鉢置きなど木製品はお父様の手づくりとのこと。家族みんなの協力で夢を実現したショップだ。



  フラワーショップ Verde  

松戸市常盤平陣屋前3−1
 (営業時間 10:00〜19:00 定休日 日曜/祝日)
『花の教室』のお問い合わせは
Tel.&Fax 047−383−3869 三友 ゆう子


←「私の庭づくり」前へ 「私の庭づくり」次へ→