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| 絵 中島ゆかり |
◆入谷朝顔まつり◆
| 7月6、7、8日は入谷の朝顔まつり。 入谷鬼子母神境内を始め、 JR 鴬谷駅から地下鉄日比谷線入谷駅にかけて、朝顔の鉢植えがところせましと並び、大勢の人出で賑わう。3日間でなんと15万鉢が出品され、そのほとんどを売りつくすという。 入谷の朝顔が有名になったのは明治時代。十数軒の植木屋が入谷で朝顔づくりを始め、品種改良を競い合って評判になり、東都年中行事の一つに数えられるようになった。 現在、朝顔の生産は、千葉、茨城、埼玉などに移り、五十軒ほどの業者が朝顔まつりにむけて鉢植えの朝顔を生産している。 朝顔まつりの鉢は一鉢4本の苗を植え、四本の支柱に蔓を絡ませる行灯づくり。 「朝顔にも流行があって今年はブルーが人気です。陽気にも左右され、暑い時は寒色のブルー系、寒い時は赤系が良く出ます。」と、生産者の一人、松戸市の竹内造園。 朝顔まつりの朝は早い。日の出とともに咲く花を求めて早暁から人出が絶えない。 よしず張りの露店の威勢のいい掛け声が早朝の下町に響くと、いよいよ夏の到来である。 |
| 1996 Summer |