来年4月に開幕する国際園芸博覧会「浜名湖花博」に向け、展示する植物の養生もいよいよ本格化してきました。会場内の「百華園」で展示されるクレマチスは、静岡県内の生産者により養生されていますが、今回はその生育状況をご紹介します。
クレマチスの温室は、駿河湾を望む小高い丘の上に並んでいます。その温室に一歩足を踏み入れると、まるでクレマチスの林に迷い込んだような気分になります。整然と並べられたクレマチスは、隣の鉢と競うようにぐんぐんツルを伸ばし、見上げるほどに生長しています。そのツルの先に「これがクレマチス?」と疑ってしまうようなかわいらしい花を見つけました。最近特に人気の高いベル・テッセンです。
ベル・テッセンとは花がチューリップ型や壷型のクレマチスのことを言いますが、その多くはインテグリフォリア系とテキセンシス系の2系統です。これまでのクレマチスのイメージを一新するほど個性的な花が魅力ですが、花後に剪定すれば一年に何度も花を楽しめることも人気の秘密です。ベル・テッセンの見ごろは来年の6月。「浜名湖花博」の会場では、文字通り鈴なりの花で皆さんをお迎えすることでしょう。
この他にもモンタナ系、ジャックマニー系、ラヌギノーサ系、ビチセラ系など多彩なクレマチスが順調に生育しており、来年の4月から次々と満開になります。浜名湖花博では280種300株に及ぶクレマチスの展示にご期待ください。
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